Feature
いちご特集
真っ赤ないちごの実る季節が、今年もやってきました。
いちご一筋40年の菅谷いちご園が育てる、完熟いちご「いちごっ子」。
化学農薬不使用の土作りのこだわりで作られるいちごは、
都内の有名パティシエが使用し、数々の賞を受賞する実力派。
酸味を抑え甘く仕上げたいちごは、贈答やご自宅にもおすすめです。
糖度20度を越える完熟いちご
茨城県では各地でいちごの栽培が行われており、お馴染みのとちおとめから、茨城県オリジナル品種のいばらキッスまで、さまざまな品種が旬を迎えています。1年中さまざまなフルーツが実るかすみがうら市でも、とちおとめをはじめ甘いいちごが赤く色づいています。
普段店頭で見かけるいちごの多くは、傷みを最小限にするため、完熟する前に摘み取ったものです。しかし、いちごは完熟させるほど甘味が増し、酸味が抜けていきます。そんな完熟いちごを育てるのが、かすみがうら市「菅谷いちご園」菅谷利男さんです。
化学合成農薬を使用しない土壌作りの方法を確立(最低限必要な防除には有機資材を使用)し、糖度と酸味のバランスがよく「後味」も良いいちごを栽培しています。菅谷さんのいちごは、完熟採りが基本。いちごの痛みを最小限に抑えるため、いちごの実自体を硬く仕上げています。
化学農薬不使用の土作りで作られるこだわりのいちご「いちごっ子」は、都内の有名パティシエが使用し、数々の賞を受賞する実力派。酸味を抑え甘く仕上げたいちごは、ギフトやご自宅にもおすすめです。
いちごっ子の魅力
01.バランスの良いいちご
糖度と酸味のバランスとは良く言いますが、菅谷さんのいちごは「後味」にこだわっています。甘味の中から少しだけ顔を出す酸味、口の中に残る芳醇な香り、そして舌に残るいちご独特の旨み。これらそれぞれの絶妙なバランスが保たれて「美味しいいちご」となります。
02.オリジナル堆肥を使った栽培
植物性有機物(大豆粕や油粕など)と窒素分の多い米ぬかなどを少量混ぜ、それに土着菌の多く含まれた腐葉土と微量要素を加えて、菅谷いちご園オリジナルの堆肥に仕上げます。また赤土を毎年圃場へ投与することで水はけを良くし、いちごが水っぽくならないよう土壌改良にも努めています。
この堆肥と毎年行う土壌改良のおかげで、いちごが育つ土の中は微生物でいっぱいになります。微生物が活動する過程で栄養分が緩やかに補充され、いちごは時間をかけて成熟していきます。それによって、甘味が十分にのった深い味わいのいちごができます。
03.完熟採り
傷みを最小限にするため、完熟させる手前で摘み取ってしまういちごもあります。しかし、いちごは完熟させるほど甘味が増し、酸味は抜けていきます。菅谷いちご園では完熟採りを基本としています。「傷まないの?」と思われるかもしれませんが、いちごの実自体を硬く仕上げることで、傷みを最小限にしています。
プロも納得の品質
農業界の方が集まるOrganic Festa 農業技術者会議 にて最優秀賞を2年連続で受賞。デパートやパティシエなど、目利きのバイヤーから高い評価を受けています。